一番古い記憶 胎児期の記憶
幼少期、繰り返しみる夢がありました。
今では年に1回あるかないかくらいですが
未成年の間は月に数回みていました。
その夢には映像はありません。
身体の感覚だけです。
ただ真っ暗で、最初は夢をみても
わかりませんでした。
目が覚めて起きると忘れちゃうので
そんな夢みたことも忘れていて
夢にみるとあぁ、またこの感覚
この感覚知ってるな、何だろう。から
あぁまたこの感覚、前にもあった。
何度も何度も繰り返しみるうちに
何だろう、と。
感覚としては真っ暗な箱の中にいる感覚。
でもその箱がまた小さくて、だけど
箱のように固いとか冷たいとかはなく
寧ろ触れていないのです。浮いているような感覚。
狭くて暗い、真っ暗の中から
見ている私の視点があり
私が見ているのですが、真っ暗です。
真っ暗の中に自分がいて
だけど守られている安心感や温かさがあり
その狭くて暗いすぐ外は広いところが
ひろがっていて、色んなものがある。
空間の広がり、音の響き、音から物と
距離を感じられる。
その物、というのが何かわかっていたのか?
どう判断していたのか、不思議ですが
父親とかはわかるのです。
守ってくれる存在だと感覚的に認識していて
父が母に近づいてきて、話しているのを
感じていました。
それが外なのか、家なのか、家具のような
壁のようなそんな空間認知もできていました。
母が立っている時と、横になっている時と
その違いも覚えていて、母が寝ている時は
私も体が横になるので、棺桶にでも入っているような
そんな感覚に感じた時もありました。
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