言葉の力で世界を変えたい

20代の頃、タクシー乗車中に大きな事故に遭い

１年程、寝たきり状態の生活を過ごしました。

毎日、真っ白な天井を見ていました。

今、私は何をしているのだろう。

私は誰なんだろう。

これは夢なのか、現実なのか。

今日は何日、何曜日

今、何時なんだろう。

外の天気や気温は？

トータル、医療的なリハビリに3年かかりました。

どんな治療も薬も、一瞬で治るような

ものではありませんでしたが

とある日、とある看護師さんから

かけていただいた言葉に

私の傷ついた心や感情が癒され

生きる勇気や希望を見出せたました。

人の労りや優しさ、かける言葉は

遠からず人の命を救い

困難の中にある人に手を差し伸べることが

できるのだと思いました。

私もそんな人になりたい!!

そこからよりリハビリを頑張りましたし

心がポジティブになれたことで

日々の出来事に対する受け取り方が変わりました。

苦痛や苦しみ、悲しみは、心がポジティブなら

軽減します。

心がネガティブになってしまうと

それらは増幅して感じます。

人間だから、ネガティブになってしまうことも

あるけれど。

そんな自分も認めつつ。

色んな人生経験を重ね

一言でも、少しでもどなたかの心が

ポジティブになれる一助となれば、と思います。